君の隣でみつける愛
廊下を歩いていると

「えっ、あの子たちすごくイケメンじゃない?」

「かっこいい!」

廊下のそこかしこからそういう声が聞こえる。
わかる、3人ともほんとに顔きれいで羨ましい

部室棟につき

そこで3人とは別れた。

バスケ部女子のプレートがさがった部屋をノックする。

「はーい、どうぞー」

深呼吸を大きくしてドアを開く。

「もしかして入部希望?」

「はい!」

さっき返事をしただろう先輩の人が近づいてきた。
「私は2年生の松山真紀です、よろしくね」

「1年4組の佐倉愛花です、よろしくお願いします」

「愛花ちゃんは選手希望でいいのかな?」

「はい、そうです」

「ほんと?やった!実はさ、今の2年生私しかいなくてさ3年が抜けたら廃部になりかけてたんだよね」

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