君の隣でみつける愛
「佐倉も今帰り?」
振り向くと、杠くんがいた。
「うん、杠くんも歩きなんだ?」
「15分くらいかな」
「佐倉も?」
「そうだよ、私は10分くらい」
「いいなー」
「たかが、5分だよー」
一緒に正門を出て、歩く。
「まっすぐ?」
道路側を歩いている杠くんがこちらを向いた。
「うん、ずっとまっすぐ」
「じゃ、同じだね。俺もまっすぐ」
それから、他愛もなく話しているといつの間にか家の前まで着いていた。
「また明日、気をつけてね」
「うん、また明日。あと5分だから大丈夫」
杠くんに手を振ってドア開ける。
家の中に入った途端食欲をそそる匂いが漂ってきた。「おかえりー」
キッチンから声が聞こえた。
「ただいま」
「先お風呂入っててー」
はーいと答え、2階に上がり部屋に入る。
荷物を置いて、お風呂場へと向かう。
お風呂からあがり、ダイニングに行くとお父さんも帰ってきていた。
「お父さん、おかえりなさい」
「あぁ、ただいま。学校はどうだった?」
楽しそうだったよと言うとお母さんもお父さんもよかった微笑んだ。
確かに、引っ越してきてこっちに知り合いはいないけれど、心配しすぎと思ってしまう。
2人に今日あったことを話す。
いつのまにか、それが当たり前になっている。
恥ずかしかったので、杠くんのことは話さなかった。
片付けを手伝って、部屋に戻る。
ベットに寝転がって本を手に取った。
ふと、時計を見ると針が11時30分を指そうとしている。
やばい、早く寝なきゃ
本を置いて、目を閉じる。
朝起きて、少し早めに家を出た。
学校に着くと人がほとんどいなくてガランとしていた。
まだ、みんな来てないのかな?
頭いい人ほどマイペースなところあったりするし、東華はそういう人たちが多いと聞いたこともある。
教室の扉を開ける。
「佐倉、おはよう」
机の上にのっている参考書から目線をあげた杠くんと目があった
「杠くん早いね、私がいちばんだと思ってた」
「中学の時朝練あったから早く起きる癖ついてるだけだよ」
爽やかにそう笑った。
振り向くと、杠くんがいた。
「うん、杠くんも歩きなんだ?」
「15分くらいかな」
「佐倉も?」
「そうだよ、私は10分くらい」
「いいなー」
「たかが、5分だよー」
一緒に正門を出て、歩く。
「まっすぐ?」
道路側を歩いている杠くんがこちらを向いた。
「うん、ずっとまっすぐ」
「じゃ、同じだね。俺もまっすぐ」
それから、他愛もなく話しているといつの間にか家の前まで着いていた。
「また明日、気をつけてね」
「うん、また明日。あと5分だから大丈夫」
杠くんに手を振ってドア開ける。
家の中に入った途端食欲をそそる匂いが漂ってきた。「おかえりー」
キッチンから声が聞こえた。
「ただいま」
「先お風呂入っててー」
はーいと答え、2階に上がり部屋に入る。
荷物を置いて、お風呂場へと向かう。
お風呂からあがり、ダイニングに行くとお父さんも帰ってきていた。
「お父さん、おかえりなさい」
「あぁ、ただいま。学校はどうだった?」
楽しそうだったよと言うとお母さんもお父さんもよかった微笑んだ。
確かに、引っ越してきてこっちに知り合いはいないけれど、心配しすぎと思ってしまう。
2人に今日あったことを話す。
いつのまにか、それが当たり前になっている。
恥ずかしかったので、杠くんのことは話さなかった。
片付けを手伝って、部屋に戻る。
ベットに寝転がって本を手に取った。
ふと、時計を見ると針が11時30分を指そうとしている。
やばい、早く寝なきゃ
本を置いて、目を閉じる。
朝起きて、少し早めに家を出た。
学校に着くと人がほとんどいなくてガランとしていた。
まだ、みんな来てないのかな?
頭いい人ほどマイペースなところあったりするし、東華はそういう人たちが多いと聞いたこともある。
教室の扉を開ける。
「佐倉、おはよう」
机の上にのっている参考書から目線をあげた杠くんと目があった
「杠くん早いね、私がいちばんだと思ってた」
「中学の時朝練あったから早く起きる癖ついてるだけだよ」
爽やかにそう笑った。