君の隣でみつける愛
全教科のテスト及び返還が終わったので今日から、部活が再開する。

約2週間ぶりで隙間時間にランニングにいったり、筋トレをしたりはしていたけれど

「あした、筋肉痛決定だー」

「ほんとそれ、階段の上り下りもきついよね」

「がんばろうね」

「うん」

最後のひとがテストを受け取り、その日の授業が終わった。「優美、また明日」

「うん!部活がんばってね」


優美と途中でわかれて、部室に向かう


テストも終わるとすぐにインターハイ予選が始まる。

体育館に入った瞬間から、空気が変わるのを感じた。

女バスは人数も多いので、ユニフォームを誰が

もらうのか、

もらえるのか

ピリッとした空気が流れ

緊張と同時にそういう環境に居れることの嬉しさが混ざる
高校入学して慌ただしく1ヶ月がすぎ、練習もそれなりについていけるようになった。

東華の女バスは、

3年生が7人、2年生が1人、1年生がわたし含め6人いる。


「休憩〜」

コーチの声が体育館に響く


男バスも女バスも休憩時間はほぼ一緒にとることが練習していて気がついた。

10分休憩に入ったので給水をとる


さっき、シュートを外してしまったので
ボール持つ
「愛花ちゃんー、ちゃんとやすみなよー?いつも、やりすぎて次のゲームへばってるでしょ」

「うっ、はーい」


まき先輩がやってきて
痛いとこをつかれた



せめてもの意地でドリブルだけついておこう
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