あの日ふたりは夢を描いた
それを受け取って画面をしっかり見ると、メッセージアプリのトーク画面だった。
左上には [相馬理央] の名前があった。
驚いて真柄くんの顔を見た。
「相馬が俺に送ってきたんだ」
胸の鼓動が速くなる。スマートフォンをぎゅっと握りしめ、静かに画面に目を落とした。
『並木真白のこと、よろしく頼むな。
俺はそばにいてあげられないから、いつも彼女の味方でいてあげてほしい。
彼女は不器用だけど、とても素敵な人だから』
「学校に来てなかったからそういう意味だと思って、普通にやり過ごしてたんだ。彼女を譲るみたいな書き方もあんまり好きじゃなかったから、少し腹立って」
画面をゆっくりスクロールする。
左上には [相馬理央] の名前があった。
驚いて真柄くんの顔を見た。
「相馬が俺に送ってきたんだ」
胸の鼓動が速くなる。スマートフォンをぎゅっと握りしめ、静かに画面に目を落とした。
『並木真白のこと、よろしく頼むな。
俺はそばにいてあげられないから、いつも彼女の味方でいてあげてほしい。
彼女は不器用だけど、とても素敵な人だから』
「学校に来てなかったからそういう意味だと思って、普通にやり過ごしてたんだ。彼女を譲るみたいな書き方もあんまり好きじゃなかったから、少し腹立って」
画面をゆっくりスクロールする。