10歳差の王子様
「ねぇあさひ」
「ん、なぁに?」
少し息を吸って、あさひの顔を見た。
「俺あさひが好きだ。ずっとずっと、この先も…ずっと好きだからっ」
精一杯伝えたいと思った。
こんな日が来るなんて、一度も想像したことがなかった。
あさひのいる未来しか俺には考えられなかったから。
俺が10年早く生まれたら何か変わっていたのかな?
でも10年早く生まれていたら、あさひとはこんな風にはなれなかったかもしれない。
俺は今のあさひがいいんだ。
「…うんっ、私も碧斗のこと好きだよ。昔から今もずっと、これからも」
だからこの気持ちは変わらない、素直な俺の気持ち。
あさひはずっと大切な女の子だ。
「結婚…、おめでとう」
「うん、ありがとう!」
ちゃんと笑えてたと思う。
気持ちをいっぱい込めたから。
好きだと言ってくれてありがとう。
きっとその人ならあさひを泣かせることなんて絶対ないし、ワガママだって好きなだけ聞いてくれるし、あさひの手を離すことだってない。
ずっと笑顔のあさひでいられる。
それだけで俺は満足だ。
あさひの王子様になれなくても。
「あさひ、幸せになってね!!!」
「ん、なぁに?」
少し息を吸って、あさひの顔を見た。
「俺あさひが好きだ。ずっとずっと、この先も…ずっと好きだからっ」
精一杯伝えたいと思った。
こんな日が来るなんて、一度も想像したことがなかった。
あさひのいる未来しか俺には考えられなかったから。
俺が10年早く生まれたら何か変わっていたのかな?
でも10年早く生まれていたら、あさひとはこんな風にはなれなかったかもしれない。
俺は今のあさひがいいんだ。
「…うんっ、私も碧斗のこと好きだよ。昔から今もずっと、これからも」
だからこの気持ちは変わらない、素直な俺の気持ち。
あさひはずっと大切な女の子だ。
「結婚…、おめでとう」
「うん、ありがとう!」
ちゃんと笑えてたと思う。
気持ちをいっぱい込めたから。
好きだと言ってくれてありがとう。
きっとその人ならあさひを泣かせることなんて絶対ないし、ワガママだって好きなだけ聞いてくれるし、あさひの手を離すことだってない。
ずっと笑顔のあさひでいられる。
それだけで俺は満足だ。
あさひの王子様になれなくても。
「あさひ、幸せになってね!!!」