本当の君

高鳴った胸




去年の4月。









まだ着なれないブレザーをまとい

何の夢も持たずに入った高校。









入学してそうそうに廊下で騒ぎまくる女子ども。






その中にめちゃくちゃ声がデカい奴が一人。








俺は何の意識もせずに彼女を見た。





< 3 / 23 >

この作品をシェア

pagetop