トランス・ブルー・ラブ リアランとチェイサー
チェイサーの驚きの言葉に、
ブラントンはうなずいた。
「俺も子どもが生まれて、よくわかったんだが、
この国では18才の時に、
自分で性別を決めることができるんだ」
「はぁーーーっ、すごいな。
俺もいろいろな国を回ったが、知らなかったな。それで?」
チェイサーの食いつきに、気分を良くしたのか、ブラントンは続けた。
「それまでは、オトコでもなく、オンナでもなく、
Xっていう存在なんだな。
18才になると、どちらかの性別にするためホルモンの施術を受ける。
半年ほどで、体は変わる」
チェイサーは口に手をあてて、身を乗り出した。
「えっ・・じゃあ、下のほうは?」
「オンナのホルモンを取ると、
男のシンボルは小さくなって、体内に吸収されるらしい。
オトコのホルモンを取ると、オトコのはでっかく成長して、
オンナの穴は、自然とふさがっちまうと聞いた」
ブラントンは、声をひそめた。
「そう、うちの嫁さんが言っていた。
うちの子どもも、実はXなんでな」
「じゃぁ、どっちになるか、まだわからないのか?」
「俺は、かわいい娘がいいんだけどな」
ブラントンは鼻の下を伸ばした。
ブラントンはうなずいた。
「俺も子どもが生まれて、よくわかったんだが、
この国では18才の時に、
自分で性別を決めることができるんだ」
「はぁーーーっ、すごいな。
俺もいろいろな国を回ったが、知らなかったな。それで?」
チェイサーの食いつきに、気分を良くしたのか、ブラントンは続けた。
「それまでは、オトコでもなく、オンナでもなく、
Xっていう存在なんだな。
18才になると、どちらかの性別にするためホルモンの施術を受ける。
半年ほどで、体は変わる」
チェイサーは口に手をあてて、身を乗り出した。
「えっ・・じゃあ、下のほうは?」
「オンナのホルモンを取ると、
男のシンボルは小さくなって、体内に吸収されるらしい。
オトコのホルモンを取ると、オトコのはでっかく成長して、
オンナの穴は、自然とふさがっちまうと聞いた」
ブラントンは、声をひそめた。
「そう、うちの嫁さんが言っていた。
うちの子どもも、実はXなんでな」
「じゃぁ、どっちになるか、まだわからないのか?」
「俺は、かわいい娘がいいんだけどな」
ブラントンは鼻の下を伸ばした。