トランス・ブルー・ラブ リアランとチェイサー
「マダム・ルルは、ここの娼館のオーナーだ。
うちの騎士団は独身者も多い。
男女間のトラブルは、解決がやっかいだからな。
ここは機密保持も完璧だし、
いろいろなプレイも楽しめる。
王族が極秘で使う事もある」
「おい、おまえが騎士団長って?」
チェイサーは額にしわをよせて、
うさんくさげに聞いた。
「実はいま、王族に仕えている。
嫁さんのオヤジのつてでな。
だから今は、堅気の仕事だ」
「ということは、護衛対象は、
王族なのか?」
ブラントンは、腕組みをしてうなずいた。
それを見て、チェイサーは額に手をあてた。
「期限を決めたい。
俺も引退を考えている。
今後、牧場を経営するつもりで、
準備もしているのでね」
「そうだな。半年でどうか。
いや、3か月でいい。
そこで一区切りつくので」
コツン
チェイサーは契約成立の印として、グラスを傾け、
ブラントンのグラスに軽く触れた。
グラスの酒は大きく揺れ、チェイサーはすべて飲み干した。
「それでは、寝ぐらはどうする?」
ブラントンが聞いたので、
チェイサーは、思案顔で机を指で叩いた。
うちの騎士団は独身者も多い。
男女間のトラブルは、解決がやっかいだからな。
ここは機密保持も完璧だし、
いろいろなプレイも楽しめる。
王族が極秘で使う事もある」
「おい、おまえが騎士団長って?」
チェイサーは額にしわをよせて、
うさんくさげに聞いた。
「実はいま、王族に仕えている。
嫁さんのオヤジのつてでな。
だから今は、堅気の仕事だ」
「ということは、護衛対象は、
王族なのか?」
ブラントンは、腕組みをしてうなずいた。
それを見て、チェイサーは額に手をあてた。
「期限を決めたい。
俺も引退を考えている。
今後、牧場を経営するつもりで、
準備もしているのでね」
「そうだな。半年でどうか。
いや、3か月でいい。
そこで一区切りつくので」
コツン
チェイサーは契約成立の印として、グラスを傾け、
ブラントンのグラスに軽く触れた。
グラスの酒は大きく揺れ、チェイサーはすべて飲み干した。
「それでは、寝ぐらはどうする?」
ブラントンが聞いたので、
チェイサーは、思案顔で机を指で叩いた。