君と見る世界は美しかった
「田中さんは大学の校舎初めて来たの？」

「はい。」


それから高校の校舎につくまでの間、謎のうわべだけの会話が繰り広げられた。

正直つかれるので話したくないなら無理に話しかけてくれなくてもいいのに、、、


「ここまで来たら大丈夫かな？」

「はい、ありがとうございます。」

「いえいえ、次からは迷わないようにね。」


そういって吉良先輩は大学の校舎に戻っていこうとすると、、





吉良先輩はなぜかこちらへ戻ってきた


「田中さん、連絡先交換しない？」

「、、、は？」


この人は何を言っているのか、
そして私はこの人とは関わりたくない。
関わってはいけないと私の直感が言っている。


「だめ、かな？」

「いやです。」


そういうと先輩は珍しいものを見るような顔になった。


「、、理由聞いてもいいかな？」

「吉良先輩って気持ち悪いですよね。」

「え、、？」

「なんか笑顔を張り付け続けている顔してるし、それに単純に先輩とはあまり関わりたくないです」


ここまで言うと諦めてくれるかなと思っていたら先輩にいきなり腕をつかまれた。


「っいきなりなんですか！」

「、、、、。」


そのまま無言を貫いてそのまま何かのサークルらしき部屋まで連れてこられた。

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