君と見る世界は美しかった
「そんで?何があったんだ?」

「何が?」

「講義の前に何があったんだ?」

「女子高生に寝てたの邪魔された。」

そう簡潔に説明すると「はぁ?」と言われた

まぁさすがにその反応になるわな

いくら附属で同じ敷地内に校舎があるにしても高校の生徒が大学の校舎にまで来ることはほとんどないに等しい
そんな高校の生徒に寝てたの邪魔されたなんて驚くわな。

実際俺も驚きはしたし。


「コタ、詳しく説明しろ」

「え?だから、、、」


それから、あったことをすべて話せられた。


「つまり、その田中ちゃんにお前の王子フェイスが作りものだと見破られて気になってると、。」

「気になってるとは言ってないだろ。」


そう、気になってるとは言ってない
ちょっとうれしかった的なことはことは言ったけど


「でも、うれしかったんだろ?それ気になってなかったら、ただの変な奴だぞ」

「、、、、。」

「まぁ、今日は会社の集まりがあるから無理だけど、明日にでも会いに行ってみろよ。」

「、、、ん。」


会いにって高校の校舎行ったことなんかないぞ
高校への道は一年のころに探索したことあるから知ってたけど、、。





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