浮気されたら、エリート整形外科医に溺愛されました【完】
プロポーズ……?
まだ夢を見ているようだ。
胸の高鳴りが、ずっと続いている。
それもそのはずだ。
今日一日、予想外の出来事がたくさんあった。
淳史が病院に押しかけて来たと思ったら、桜川先生からの告白。
さらには……優しいキス。
このたった8時間程度の勤務時間の中で、私にとってありえないほどの変化が起きたことには間違いない。
さらに19時からの会食に急遽同席することになり、今日やるべき仕事を終えた私は秘書室で桜川先生が来るのを待っているところだ。
しかも、いつもの着慣れた堅苦しいスーツではなく、桜川先生が用意してくれていた春らしくふんわりシルエットの花柄ワンピースに身を包み、オフホワイトのパンプスを履いている。
桜川先生がオペに行かれたあと、どうしようもなくなった私は麗華に連絡を入れた。
ちょうど仕事に区切りがついたところだったようで、連絡してから10分後くらいに麗華は私の秘書室へとやって来た。
すべてを話すと「えー!! ほら、やっぱり!!!」と大興奮だった麗華。
どうやら麗華は、日々の私たちのやり取りから桜川先生の気持ちに気付いていたけれど、私は淳史と付き合っていたからなにも触れずにいたそう。
桜川先生も「ずっと前から」と言ってくれていたし、麗華の話しにも納得出来た。
「とにかく、会食楽しんでおいで!」と背中は押してくれたものの、今までにない緊張感が私を襲っている。
胸の高鳴りが、ずっと続いている。
それもそのはずだ。
今日一日、予想外の出来事がたくさんあった。
淳史が病院に押しかけて来たと思ったら、桜川先生からの告白。
さらには……優しいキス。
このたった8時間程度の勤務時間の中で、私にとってありえないほどの変化が起きたことには間違いない。
さらに19時からの会食に急遽同席することになり、今日やるべき仕事を終えた私は秘書室で桜川先生が来るのを待っているところだ。
しかも、いつもの着慣れた堅苦しいスーツではなく、桜川先生が用意してくれていた春らしくふんわりシルエットの花柄ワンピースに身を包み、オフホワイトのパンプスを履いている。
桜川先生がオペに行かれたあと、どうしようもなくなった私は麗華に連絡を入れた。
ちょうど仕事に区切りがついたところだったようで、連絡してから10分後くらいに麗華は私の秘書室へとやって来た。
すべてを話すと「えー!! ほら、やっぱり!!!」と大興奮だった麗華。
どうやら麗華は、日々の私たちのやり取りから桜川先生の気持ちに気付いていたけれど、私は淳史と付き合っていたからなにも触れずにいたそう。
桜川先生も「ずっと前から」と言ってくれていたし、麗華の話しにも納得出来た。
「とにかく、会食楽しんでおいで!」と背中は押してくれたものの、今までにない緊張感が私を襲っている。