小さなお嬢様~その後の永田家編~
そう喜んだのも束の間。


恐竜の頭が、お嬢様をめがけて落ちてきた。




「!! お嬢様!!!!」



「え?」





すべてがスローモーションに見えた。



「優!!」
「優ちゃん!!!」



「優お嬢様!!!」



間に合うか・・・。
間に合わないか・・・・。


この命に代えても・・・。
お嬢様だけは・・・・!!


絶対に・・・・。


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