小さなお嬢様~その後の永田家編~

私は、お嬢様の耳元で囁いた。


「なぜ、女将さんの態度が変わったのですか?」
「あぁ・・・お母様がよくここに来ていたから・・・」


奥様の・・・・お陰ですね・・・。





「永田様!!椿の間が空いております」

「はい」

お嬢様の代わりに私が返事をした。


「こちらでございます」
女将が部屋へと案内した。


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