小さなお嬢様~その後の永田家編~
・・・・・・・・・・。
気まずい・・・・。



「セツ・・・?」
「セツくん?」
「セツ君?」



「え?セツって名前じゃないよ!十伊那だよ?」
華様はお嬢様に向かってそう言った。



お嬢様は顔を下に向けられた。



「・・・華様・・・申し訳ありません」

「え?」

私は、お嬢様の隣に移動した。



「私には、お嬢様がいますので」


お嬢様はまだ下を向いてらっしゃる。



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