小さなお嬢様~その後の永田家編~
「!お嬢様!!」

「にゃはは・・・お皿取ろうとしたら・・・こけて・・・」



お嬢様の周りには、割れたお皿の破片が飛び散っていた。

「大丈夫ですか!?お嬢様」

「うん・・・大丈夫・・・手・・・切ったけど・・・」


「何処ですか?」


「あぁ・・・指を先を切っただけ」

ホッ。


「ご無事でよかったです」

私はそう言ってお嬢様を抱きしめた。

「セツ!?離せ!!」


「・・・・・・・」

お嬢様を・・・離したくない・・・。


「離さないと・・・言いましたら・・・?」


「ぶっ殺す!!」


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