【電子書籍化】聖女の力を失った私は用無しですか?~呪われた公爵様に嫁ぎましたが、彼は私を溺愛しているそうです~
 あくまで彼女が自分の気持ちに気づいて、そしてそれに気づいて混乱が収まるまで待つことにしたのだ。

(まあ、君を愛することは待ってって言っても待たないけどね)

 夜の闇で美しく月が輝き、そしてその月明かりに二人は照らされていた──

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