【電子書籍化】聖女の力を失った私は用無しですか?~呪われた公爵様に嫁ぎましたが、彼は私を溺愛しているそうです~

「おいっ!」
「なんでしょうか」
「お前に身請け話がきた。こい」

 そういってコルネリアの意思も聞かず、無理矢理そのやせ細った腕を引っ張って地下牢から出る。

「──っ!」

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