【電子書籍化】聖女の力を失った私は用無しですか?~呪われた公爵様に嫁ぎましたが、彼は私を溺愛しているそうです~
「僕の可愛い奥さん、ようやく僕を見てくれた」
「──っ!!」
「最高の誕生日、君から一番嬉しいプレゼントをもらえた」

 そう言って、彼はゆっくりと唇をコルネリアの首に触れさせる。

 『恋』をした二人は、想いを少しずつ伝え合って微笑んだ──

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