【電子書籍化】聖女の力を失った私は用無しですか?~呪われた公爵様に嫁ぎましたが、彼は私を溺愛しているそうです~
 そうして数時間乗った馬車は日が落ちる頃に公爵邸へと着いた。

 馬車の扉がゆっくり開くとそこには執事……ではなくとても身なりのいい男性がいた。

「いらっしゃい、こちらへ」
「かしこまりました」

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