【電子書籍化】聖女の力を失った私は用無しですか?~呪われた公爵様に嫁ぎましたが、彼は私を溺愛しているそうです~
 ゆっくりと彼は微笑むと、コルネリアの頬に手をあてて少し撫でた。


「おかえり、コルネリア」


 この人はどうして自分に「おかえり」と言うのか、コルネリアはよくわからず首をかしげた──


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