【電子書籍化】聖女の力を失った私は用無しですか?~呪われた公爵様に嫁ぎましたが、彼は私を溺愛しているそうです~
「次しくじったらこの程度じゃすまないからなっ!!」
「かしこまりました……」

 彼女の父親は牢屋の鍵を閉め、コツコツと靴を鳴らして入り口の扉を荒々しく開けるとそのまま出て行った。

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