世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「好きだよ」
「あっ……せか……」
世界の切長の瞳が私を真っ直ぐに見つめながら、ゆっくり確かめるように少しずつ奥を目指して入ってくる。
「ンッ……」
「きっつ……ごめ……力抜いて」
私を見下ろしている世界の切なそうな顔に心がきゅっとなる。
「世界く……ん………好き、だよ……」
「も……それ……反則っ」
ゆるゆると進んでいた、世界が一気に私のナカに入ってくると、すぐに最奥を激しく揺さぶられてあっという間に意識が混濁していく。
幸せで満たされていく。
毒がまわるように心も身体も世界に食い荒らされて刻まれていく。
そしてもう二度と離れないないように世界が私の心の真ん中に噛みついて、身体中を甘い毒がめぐり支配する。
「梅子さん……お誕生日おめでとう」
もう返事ができない私は世界に向かって手を伸ばした。すぐに世界が私を抱きしめる。
背中にまわした両掌で世界をぎゅっと抱きしめたのを最後に、私はふわりと無重力の空間に吸い込まれていった。
「あっ……せか……」
世界の切長の瞳が私を真っ直ぐに見つめながら、ゆっくり確かめるように少しずつ奥を目指して入ってくる。
「ンッ……」
「きっつ……ごめ……力抜いて」
私を見下ろしている世界の切なそうな顔に心がきゅっとなる。
「世界く……ん………好き、だよ……」
「も……それ……反則っ」
ゆるゆると進んでいた、世界が一気に私のナカに入ってくると、すぐに最奥を激しく揺さぶられてあっという間に意識が混濁していく。
幸せで満たされていく。
毒がまわるように心も身体も世界に食い荒らされて刻まれていく。
そしてもう二度と離れないないように世界が私の心の真ん中に噛みついて、身体中を甘い毒がめぐり支配する。
「梅子さん……お誕生日おめでとう」
もう返事ができない私は世界に向かって手を伸ばした。すぐに世界が私を抱きしめる。
背中にまわした両掌で世界をぎゅっと抱きしめたのを最後に、私はふわりと無重力の空間に吸い込まれていった。