15歳差の愛してる.
―――らちゃん?
――くらちゃん?
―さくらちゃん?
「はいっ!?」
「大丈夫?疲れてない?」
バイトの休憩室
店長と2人きり
いつもは
楽しくて
楽しくて
ドキドキするはずなのに
何でだろ?
昨日お兄ちゃんと
別れてから
ずっと
心が
ズキズキとしてる
「私……もう仕事戻りますね。」
「まだ20分もあるよ」
「今日は働きたい気分なんです!」
口元に力を入れて
笑顔を作った
昔から笑顔を作るの
上手だから
でも店長からの返事は
予想外だった
「駄目です」
駄目です
そう言った
店長の目は怖かった
「何でですか?」
「ねえ何かあったんでしょ?
営業スマイル俺には通用しません」
もう店長の目は怖くなかった
いつもの優しい目になっていた
少し茶色がかった店長の目
何でも見通してるかの様な
二重の大きい目
何か
安心した
「話せたら話してみ、」
――くらちゃん?
―さくらちゃん?
「はいっ!?」
「大丈夫?疲れてない?」
バイトの休憩室
店長と2人きり
いつもは
楽しくて
楽しくて
ドキドキするはずなのに
何でだろ?
昨日お兄ちゃんと
別れてから
ずっと
心が
ズキズキとしてる
「私……もう仕事戻りますね。」
「まだ20分もあるよ」
「今日は働きたい気分なんです!」
口元に力を入れて
笑顔を作った
昔から笑顔を作るの
上手だから
でも店長からの返事は
予想外だった
「駄目です」
駄目です
そう言った
店長の目は怖かった
「何でですか?」
「ねえ何かあったんでしょ?
営業スマイル俺には通用しません」
もう店長の目は怖くなかった
いつもの優しい目になっていた
少し茶色がかった店長の目
何でも見通してるかの様な
二重の大きい目
何か
安心した
「話せたら話してみ、」