15歳差の愛してる.
変化
新学期が始まってから
3週間が経った
バイトでは普通に店長に会うし
連絡も取ってるけど
なかなか予定が合わなくて
2人で会えない日が続いてるんだ…
「…さくらちゃん?
遅くにゴメン」
「…はい」
ある日夜中に突然来た
店長からの電話
夢と現実の境目で
店長からの電話が来たから
頭がボーッとしてる
「…明日の夕方…もし良かったらでええねんけど
家に…泊まりこーへん?
…家族おらへんねん」
遠慮がちに誘う店長の言葉に
一気に私の意識が
夢から覚めた
いや……今…夢のなか?
…じゃないよね
さっき寝る前に
読んでた雑誌のページが
ベッドの下に
開きっぱしになってるし…
…いやっ!
そんな事考えてる場合じゃないって!
「…さくらちゃん?」
長い間無言だった私を
不思議に思ったのか
店長が受話器の向こうで
心配そうに私の名前を呼んだ
「あっ…はい」
「やっぱりいきなしやったしな
無理だよね…?」
「いや…そうじゃなくて…」
金曜の明日は
学校終わってから
その後は何も無い
「いや、無理しなくてええねんで!
ただ……めちゃめちゃ会いたかってん」
店長の寂しそうな声
私だって会いたい
会っていっぱいお話ししたいよ
「私も会いたいから…行きます」
「ホンマに!?やった!めっちゃ嬉しい!」
受話器から外に漏れて
下で寝てる
お母さん達に聞こえるんじゃないかって位に
店長は歓声を上げていた
そんなに喜んでくれるって
何か幸せだな
「じゃ…明日学校終わったら連絡してね、ええな?」
店長この同じ事何回
言ってんだか…
「はいはい」
「はいは一回!」
「は~い、」
「よろしい!
じゃあ遅くにゴメンやった
ばいばい」
「さよなら~」
3週間が経った
バイトでは普通に店長に会うし
連絡も取ってるけど
なかなか予定が合わなくて
2人で会えない日が続いてるんだ…
「…さくらちゃん?
遅くにゴメン」
「…はい」
ある日夜中に突然来た
店長からの電話
夢と現実の境目で
店長からの電話が来たから
頭がボーッとしてる
「…明日の夕方…もし良かったらでええねんけど
家に…泊まりこーへん?
…家族おらへんねん」
遠慮がちに誘う店長の言葉に
一気に私の意識が
夢から覚めた
いや……今…夢のなか?
…じゃないよね
さっき寝る前に
読んでた雑誌のページが
ベッドの下に
開きっぱしになってるし…
…いやっ!
そんな事考えてる場合じゃないって!
「…さくらちゃん?」
長い間無言だった私を
不思議に思ったのか
店長が受話器の向こうで
心配そうに私の名前を呼んだ
「あっ…はい」
「やっぱりいきなしやったしな
無理だよね…?」
「いや…そうじゃなくて…」
金曜の明日は
学校終わってから
その後は何も無い
「いや、無理しなくてええねんで!
ただ……めちゃめちゃ会いたかってん」
店長の寂しそうな声
私だって会いたい
会っていっぱいお話ししたいよ
「私も会いたいから…行きます」
「ホンマに!?やった!めっちゃ嬉しい!」
受話器から外に漏れて
下で寝てる
お母さん達に聞こえるんじゃないかって位に
店長は歓声を上げていた
そんなに喜んでくれるって
何か幸せだな
「じゃ…明日学校終わったら連絡してね、ええな?」
店長この同じ事何回
言ってんだか…
「はいはい」
「はいは一回!」
「は~い、」
「よろしい!
じゃあ遅くにゴメンやった
ばいばい」
「さよなら~」