「ね…ぁね…はね…小羽〜」

誰かが呼んでる…?この声は…奏…?

「ぁ…ぁ…」

「小羽、大丈夫。私だよ、奏」

「奏?…おはよう。」

「起こしちゃってごめんね。体温と問診票書いてって。」

「ん…」

奏から体温計をもらって、待っている間に前の先生がくれた問診票のコピーと同じ項目にチェックをつける。

ピピピ ピピピ

「…」

みたくなくて奏に渡す。

「あらら…w微熱だね〜小羽の体少し熱かったわけだw」

書き終わった問診票も奏に渡して体温を書いてもらう。

「ねえ、小羽。今寒い?暑い?」

さっきからブルブルして寒いけど…迷惑かけちゃう。

「あっ…暑い」

「そっか、了解。じゃあ問診票出してくるね。」
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