粉雪
夏風
スケッチブック
あの日を境に
加奈との距離は縮まっていった
俺は毎日加奈の居る河川敷へ足を運んだ
繊細な加奈の筆先
筆を握る細く白い手
伏し目がちの長いまつ毛
毎日
毎日
何度見ても
飽きることはなかった
加奈との距離は縮まっていった
俺は毎日加奈の居る河川敷へ足を運んだ
繊細な加奈の筆先
筆を握る細く白い手
伏し目がちの長いまつ毛
毎日
毎日
何度見ても
飽きることはなかった