タロくんとハナちゃん
店に入り、満席の為椅子に座って待つ。
その間、太朗は華子にぴったりくっついて見つめていた。
順番が来て華子の手を引き、カウンター席に移動する。
華子を座らせ、太朗は椅子を華子の方にずらし座った。
ほぼぴったりくっついて、太朗は華子の腰を抱いた。
「タロくん、お茶淹れますね」
お茶を準備している華子をジッと見つめる。
太朗は、華子しか見えてないかのようにジッと見つめ、時折頭を撫でて「ハナちゃん、可愛い~」と呟いていた。
「タロくん、お茶どうぞ?」
「ん。ありがとう!」
「タロくんは、まず玉子焼ですよね?」
「うん。
だし巻き玉子。
寿司屋はだし巻き玉子で決まるから!」
「私、全然知らなかったです!
さすが、タロくんですね!」
ニコッと笑って、タッチパネルでだし巻き玉子と、数皿の寿司を注文し来るのを待つ。
その間、太朗は相変わらず華子から視線も身体も離さない。
華子は恥ずかしさから、顔を逸らし身をよじった。
「ハーナちゃん!僕を見て?」
「で、でも…/////恥ずかしいです…/////」
「でもダメ!
ハナちゃん、さっき僕の横顔ジッと見てたでしょ?」
「へ?」
(ば、バレてる……////)
「それに僕達は、見つめ合わないと意味がない。
ほら、僕を見て?」
「……/////」
恥ずかしそうに太朗を見る。
太朗の瞳に、自分が映っていた。
それくらい近い距離に、華子の心臓は爆発しそうだ。
(可愛い…可愛い……
真っ赤な顔も、恥ずかしそうに見る上目遣いも、潤んだ瞳も……
全部可愛い……/////)
そんな華子に、太朗はひたすら見惚れていた。
「━━━━━━あ!来ました!
タロくん、どうぞ?」
皿が来て、華子は太朗の前に玉子焼きの乗った皿を置いた。
「ありがと!
ハナちゃん、一緒に食べよう?」
「え?」
「一皿に二貫寿司が乗ってるでしょ?
一貫ずつ食べよう!シェアするの~」
「あ、は、はい!」
「…………じゃあ…ハナちゃん!あーん…!」
サーモンを掴み、醤油を少しつけて華子の口元に持っていく。
「え//////あ、あの…/////」
「ん?ほら!あーん!」
ニコニコしている太朗。
ゆっくり、口を開ける華子。
そして、端の方をパクッと食べた。
「フフ…ハナちゃん、口小さい(笑)
かじっただけになってる(笑)」
太朗は笑って、華子のかじった寿司をパクリと食べた。
「……/////」
「………ん、美味しっ!」
そう呟いて、玉子焼きを小さめの一口サイズに切ってまた華子の口元に持っていく。
“あーん”と言ってくる太朗に華子は、今度はおもいきってパクッと食べた。
その姿に終始太朗は、うっとりとして見ていた。
その間、太朗は華子にぴったりくっついて見つめていた。
順番が来て華子の手を引き、カウンター席に移動する。
華子を座らせ、太朗は椅子を華子の方にずらし座った。
ほぼぴったりくっついて、太朗は華子の腰を抱いた。
「タロくん、お茶淹れますね」
お茶を準備している華子をジッと見つめる。
太朗は、華子しか見えてないかのようにジッと見つめ、時折頭を撫でて「ハナちゃん、可愛い~」と呟いていた。
「タロくん、お茶どうぞ?」
「ん。ありがとう!」
「タロくんは、まず玉子焼ですよね?」
「うん。
だし巻き玉子。
寿司屋はだし巻き玉子で決まるから!」
「私、全然知らなかったです!
さすが、タロくんですね!」
ニコッと笑って、タッチパネルでだし巻き玉子と、数皿の寿司を注文し来るのを待つ。
その間、太朗は相変わらず華子から視線も身体も離さない。
華子は恥ずかしさから、顔を逸らし身をよじった。
「ハーナちゃん!僕を見て?」
「で、でも…/////恥ずかしいです…/////」
「でもダメ!
ハナちゃん、さっき僕の横顔ジッと見てたでしょ?」
「へ?」
(ば、バレてる……////)
「それに僕達は、見つめ合わないと意味がない。
ほら、僕を見て?」
「……/////」
恥ずかしそうに太朗を見る。
太朗の瞳に、自分が映っていた。
それくらい近い距離に、華子の心臓は爆発しそうだ。
(可愛い…可愛い……
真っ赤な顔も、恥ずかしそうに見る上目遣いも、潤んだ瞳も……
全部可愛い……/////)
そんな華子に、太朗はひたすら見惚れていた。
「━━━━━━あ!来ました!
タロくん、どうぞ?」
皿が来て、華子は太朗の前に玉子焼きの乗った皿を置いた。
「ありがと!
ハナちゃん、一緒に食べよう?」
「え?」
「一皿に二貫寿司が乗ってるでしょ?
一貫ずつ食べよう!シェアするの~」
「あ、は、はい!」
「…………じゃあ…ハナちゃん!あーん…!」
サーモンを掴み、醤油を少しつけて華子の口元に持っていく。
「え//////あ、あの…/////」
「ん?ほら!あーん!」
ニコニコしている太朗。
ゆっくり、口を開ける華子。
そして、端の方をパクッと食べた。
「フフ…ハナちゃん、口小さい(笑)
かじっただけになってる(笑)」
太朗は笑って、華子のかじった寿司をパクリと食べた。
「……/////」
「………ん、美味しっ!」
そう呟いて、玉子焼きを小さめの一口サイズに切ってまた華子の口元に持っていく。
“あーん”と言ってくる太朗に華子は、今度はおもいきってパクッと食べた。
その姿に終始太朗は、うっとりとして見ていた。