Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
そう何故か彼は⎯⎯⎯
毎回、必ず私より早く起きていて…
起きた時には既に洗濯は終わり、朝ご飯まで出来ている。
(私のは女の子の事情があるので別で洗濯させてもらってるけど)
彼より早く起きようとしても
アラームがならない (多分理斗に止められてる)せいで、 ぐっすりと寝てしまい…
先程のように、彼に耳元で卑猥な言葉をささやかれて起きる毎日になっている。
……本当、毎回心臓に悪くて朝から勘弁して欲しいのですよ。
もう私のやることが夕飯つくるか掃除するぐらいしかないし、もはや、私の方が世話されてしまっている。
「…理斗! 毎度言うけど部屋に入ってこないでってば!
それになんで家事やっちゃうの!? 私の仕事無くなっちゃうでしょ!」
「朝は僕が起こすの。 夜は瑠花のご飯で朝は僕のご飯、二人で二人の体を作るんだよ。そういう決まり。
あとは、僕が瑠花のお世話したいの。だから譲って?」
「んなっ!」