Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

お風呂を上がり、彼の言った服をしっかり着てリビングに行く。


蓮くんがお風呂に入っている間

私はソファーに座って髪を乾かし始めた。



しばらくして蓮くんが上がると……

私の横に座ったかと思えばドライヤーを無言で取り


「こっちに背中向けて座って」


なんて言うので驚きで固まっていると……


「はーやーくー。髪乾かしてあげるから」


呆気にとられてる間に蓮くんが乾かしはじめ、私はされるがままでいた。




「はい、終了〜。 髪ほんと綺麗だよね」


「そうかな、 特に何もしてないんだけど」



毛先をつまんで見ていると…

蓮くんが私の頭に顔を近づけクンクンと嗅ぎ出した。


頭を押さえ振り向くと彼がニヤッと笑い



「それに俺と同じ匂いがしてなんかエロいね?」


なんて言ってくるから立ち上がり急いで間合いをとる。
< 216 / 326 >

この作品をシェア

pagetop