Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
すると彼は顔を赤くし、手で覆いながらボソッと
『はぁ、、もうずるいよ。 完敗だ。
振られたのにこれじゃ、好きじゃなくなれないじゃん』
何か呟いた後、意地悪な笑顔をして⎯⎯⎯
「もし、理斗くんに傷つけられたら俺の所においで?
俺がこれでもかってぐらい甘やかしてあげるから☆」
とウィンクをした。
いつもの調子でそう言う彼の優しさを感じながら
「ふふっ、ありがとね! 」
彼の心遣いを無駄にしないよう笑うと不意打ちに
⎯⎯⎯⎯ちゅっ
「頬だから許してね? 最後のイジワル」
と頬にキスをされ、顔に熱が集まるのを見られないよう手で覆って俯く。
「も〜っっ、、蓮くんは少し自分の色気を自覚した方がいいよ!」
「自覚してるよ? だからしたんじゃん」
とにこにこで仰られました。