Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

すると彼は顔を赤くし、手で覆いながらボソッと

『はぁ、、もうずるいよ。 完敗だ。
振られたのにこれじゃ、好きじゃなくなれないじゃん』


何か呟いた後、意地悪な笑顔をして⎯⎯⎯



「もし、理斗くんに傷つけられたら俺の所においで?
俺がこれでもかってぐらい甘やかしてあげるから☆」


とウィンクをした。


いつもの調子でそう言う彼の優しさを感じながら


「ふふっ、ありがとね! 」


彼の心遣いを無駄にしないよう笑うと不意打ちに



⎯⎯⎯⎯ちゅっ



「頬だから許してね? 最後のイジワル」


と頬にキスをされ、顔に熱が集まるのを見られないよう手で覆って俯く。



「も〜っっ、、蓮くんは少し自分の色気を自覚した方がいいよ!」


「自覚してるよ? だからしたんじゃん」


とにこにこで仰られました。

< 226 / 326 >

この作品をシェア

pagetop