Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

「はっ、それで? 今なら自分を好きになってくれるかもって思った? 瑠花に向ける目を向けてくれるかもって?
んなわけねぇだろ、一途な所がいいと思うならわかるよな?……僕、横恋慕とか略奪とか、そういう自己愛者が大嫌いなんだよね」



すると女子は泣き始めた。


自分のことしか考えてないくせに。


横恋慕するなら、それを嬉々とする浮気者を好きになればいい。 さぞかしお似合いだろう。



「それと僕に振られたからって瑠花に嫌がらせするのはお門違いだからな? そんなことしたらお前たち全員、
タダじゃ済まさないからね」



そう目力で刺すように女子たちを睨めつける。


イライラのあまり余計な事まで言ってしまったがまぁいい。
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