Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
6 心挨 - shin(R)ai -
答え合わせ
◇瑠花side
私は、理斗に手を引かれ彼の部屋まで連れてこられた。
ソファーに座って私の両手を握る彼と見つめ合う。
理斗は目を逸らし、何から話そうか決めあぐねているようなので私から話を切り出した⎯⎯⎯
「私の質問に全部答えてくれるなら、理斗とちゃんと向き合う。 無理なら申し訳ないけど……もう理斗とは向き合えない」
「全部答えるよ!僕が瑠花に話せない事なんて何もない!
ただ、傷つけたくなくて…話せなかっただけ」
彼は瞳を揺らし、苦しそうに後悔を滲ませた顔で俯いた。
その姿に⎯⎯⎯
傷つけてしまった罪悪感と
責め立てたい気持ちにかられそうになり深呼吸する。
彼の手を握り返し顔を上げさせ、目を見て聞く。
「どうして、私を避けたの?」
すると理斗は
瞳に鋭い熱を孕ませ、顔をしかめながら話し始めた。
私は、理斗に手を引かれ彼の部屋まで連れてこられた。
ソファーに座って私の両手を握る彼と見つめ合う。
理斗は目を逸らし、何から話そうか決めあぐねているようなので私から話を切り出した⎯⎯⎯
「私の質問に全部答えてくれるなら、理斗とちゃんと向き合う。 無理なら申し訳ないけど……もう理斗とは向き合えない」
「全部答えるよ!僕が瑠花に話せない事なんて何もない!
ただ、傷つけたくなくて…話せなかっただけ」
彼は瞳を揺らし、苦しそうに後悔を滲ませた顔で俯いた。
その姿に⎯⎯⎯
傷つけてしまった罪悪感と
責め立てたい気持ちにかられそうになり深呼吸する。
彼の手を握り返し顔を上げさせ、目を見て聞く。
「どうして、私を避けたの?」
すると理斗は
瞳に鋭い熱を孕ませ、顔をしかめながら話し始めた。