Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
それがなんだか可愛くて、
もっとと言うように彼の首に腕を回し深く重ねる。
次第に彼は、私の輪郭をなぞる様に優しく触れ始めた。
肩からお腹、お腹から脚へ、どんどん下がっていく。
⎯⎯⎯するとズグンと何かが溢れる感覚がした。
「んっ! りとっ……ちょっ、とまっ」
「…んっ、 何?」
「ま、っん、待って!」
口を離して彼を止め、少し息を整える。
「ごめん……その、なんか体が変な感じして。
怖くなったの…」
理斗をチラッと伺うと……
彼の情欲を孕んだ目がトロリとして、上気した頬をこれでもかと緩めた。
「瑠花、それは気持ちいいって体が反応したんだよ。
……嬉しい。瑠花からも求めてくれた上に、僕で感じてくれたなんて……」
刺激が強すぎる言葉に、顔に熱が集まるのを抑えられず頬を手で押える。
「そ、そうなのかな……」
「そうだよ。 でも、ここから先は…瑠花が僕のになったらね?」