Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
そう怪しげな顔で言われ、どういう意味か分からず首をかしげる。
「ここから先?」
「そう、もっと熱くなっちゃうの⎯⎯ね?」
「……ッ! ○※□◇%#△〜!!」
やっとその意味が分かって羞恥が込み上げ
声にならない叫びをもらし、口をパクパクさせていると
クスッと笑われたのでジト目で睨んでやった。
「な、なんか、理斗手馴れててヤダ。……本当は経験あるんじゃないの?」
不貞腐れ気味に言うと、理斗がニマニマと顔を崩し
「そんな可愛い顔しちゃダメだよ…食べちゃいたくなる」
「なっ、た、たべ!?」
何故か物騒なことを言われ目を見開く。
すると彼は色気をかもし出し、恍惚とした表情で
「そんな心配しなくても、僕のバージンは全部瑠花に奪われちゃったよ。そしてこの先も全部瑠花のだよ」
その生々しい表現に羞恥心を刺激され顔を真っ赤にした。