Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

そう怪しげな顔で言われ、どういう意味か分からず首をかしげる。


「ここから先?」


「そう、もっと熱くなっちゃうの⎯⎯ね?」


「……ッ! ○※□◇%#△〜!!」



やっとその意味が分かって羞恥が込み上げ

声にならない叫びをもらし、口をパクパクさせていると

クスッと笑われたのでジト目で睨んでやった。



「な、なんか、理斗手馴れててヤダ。……本当は経験あるんじゃないの?」



不貞腐れ気味に言うと、理斗がニマニマと顔を崩し


「そんな可愛い顔しちゃダメだよ…食べちゃいたくなる」


「なっ、た、たべ!?」


何故か物騒なことを言われ目を見開く。



すると彼は色気をかもし出し、恍惚とした表情で



「そんな心配しなくても、僕のバージンは全部瑠花に奪われちゃったよ。そしてこの先も全部瑠花のだよ」



その生々しい表現に羞恥心を刺激され顔を真っ赤にした。

< 278 / 326 >

この作品をシェア

pagetop