Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

ここまで来ると…


一体私が何をしたと言うのか

私の何がそんなに嫌なのか


⎯⎯⎯理不尽すぎて言葉にならない。



正直、周りに合わせてそれっぽい人を言っただけで

別に好きじゃなかったので、彼女達が付き合っても全く悲しくはなかった。


それよりも、 こうも簡単に再び裏切られた事がひたすらに悲しかった。



それでも人を信じることを諦められず

期待しては裏切られ勝手に失望していくなかで…



中2の夏⎯⎯⎯


私を好きだと言ってくれる人に初めて出会った。


それが凄く嬉しくて好きになる前に付き合った。


そうたった3ヶ月の人。


好きだと言われたことがどれだけ嬉しかったか…

彼には決して理解できないだろう。
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