Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
◇◇◇
「だから、理斗に出会えた私は本当に幸せなの」
そう言って微笑み、私は涙を流した。
理斗は苦しそうに悲憤の表情を浮かべる。
……そんな顔、させたくなかったな。
「理斗……」
「なんだよそれ……僕が知ってる、想像してた内容より遥かに酷い。 それなのにどうしてっ、周りに優しくできるの。
っていうかそんな苦しいこと思い出させて、話させてごめんっ…」
そう言って私を強く抱き締めた。
「ううん、聞いてくれてありがとう。 むしろ、こんなの聞かせちゃってごめんね。 それに私は優しくない、ただ嫌われたくなくて八方美人に動いてるだけ。
……私そんなんばっかだったから、なかなか理斗の気持ちにも素直に向き合えなくて。 …でも理斗といる時間が、私にとって段々かけがいのないものになっていった。
理斗のおかげで、今はすごく楽しくて、幸せだよ」
この思いが伝わればいいと抱き締め返すと
理斗はより腕の力を強めて
「だから、理斗に出会えた私は本当に幸せなの」
そう言って微笑み、私は涙を流した。
理斗は苦しそうに悲憤の表情を浮かべる。
……そんな顔、させたくなかったな。
「理斗……」
「なんだよそれ……僕が知ってる、想像してた内容より遥かに酷い。 それなのにどうしてっ、周りに優しくできるの。
っていうかそんな苦しいこと思い出させて、話させてごめんっ…」
そう言って私を強く抱き締めた。
「ううん、聞いてくれてありがとう。 むしろ、こんなの聞かせちゃってごめんね。 それに私は優しくない、ただ嫌われたくなくて八方美人に動いてるだけ。
……私そんなんばっかだったから、なかなか理斗の気持ちにも素直に向き合えなくて。 …でも理斗といる時間が、私にとって段々かけがいのないものになっていった。
理斗のおかげで、今はすごく楽しくて、幸せだよ」
この思いが伝わればいいと抱き締め返すと
理斗はより腕の力を強めて