Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
「はじめまして、隣よろしくね」
突然声がしたので反射的に振り返ると…
目に少しかかるサラサラなグレーがかった黒髪
滑らかな美白肌に、左右対称な小顔
黄金比に配置された
綺麗な二重のアーモンドアイに、形の綺麗な鼻と口
その中で一際存在感を放つ夜空色の瞳
⎯⎯⎯それは中性的で美しいイケメンがいた。
それにこの人、入学式で代表の挨拶してた人だ……
そう、つまりは首席。
「あ、私ですよね、 はじめまして。 琴瀬 瑠花です。よろしく」
一瞬、目の前の人物に話しかけられたことが信じられなくて、つい無言で凝視してしまった……