Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
「ここが僕の部屋。 僕何か飲み物持ってくるから先に入って座ってて。 飲み物なにか苦手なものとかある?」
「…あ、苦すぎなければ特には! 何でも大丈夫です! お気遣いありがとうございます!」
「ふっ、急に敬語。じゃあ座って待っててね〜」
むぅ。また笑いよる…
まぁ表情はほとんど動いてないんだけど。
表情動かさないで笑えるって逆に凄いというか…器用だな。
そう思いながら、彼の部屋に入らせていただいた。
「失礼しまーす……うわ、広っ! これ何畳よ…」
部屋の奥にキングベッドが置いてある…
これは10畳以上あるんじゃないかな?
それに、ものがそんなに多くなくきちんと整理整頓されてて、インテリアは白黒でシックに統一されたオシャレなお部屋だ。
生活感があまりない空間に呆然と突っ立っていると理斗が入ってきた。