Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

完洛

◇瑠花side



あの後⎯⎯⎯

解放されたのは短針が12を過ぎた頃。

結局、そのまま理斗の家に泊まらせて頂いたのだ。




⎯⎯⎯⎯そして翌日の現在

私たちはリビングのソファーに座って

昼食後のまったりタイム中。



「理斗。一緒に住む話だけど…私も一緒にいたい気持ちは山々なんだけどね。 この未成年のうちに母が許してくれるか分からない。それに、理斗の方は平気なの?」



なんやかんや有耶無耶になっていた話。


私としても満更では無いし、

何より、あんな冷えた家に独りでいるぐらいなら理斗といたいっていうのが本音だ。


それなら、しっかり決めないといけない。



「分かってるよ。だから口実も用意してる」


「……え?口実?」

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