Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
「瑠花からは貰わないよ。 僕が養う。 僕、割と稼ぎあるって言ったでしょ? それに瑠花、外に出たら変な虫つけて帰ってくるじゃん。 もう僕以外の男の目に触れてほしくないから、僕のためにもここにいて?」
そう矢継ぎ早に詰め寄る理斗。
な、なんと……軟禁宣言ですか。
確かにトラブルはあったりしたけど。
「で、でも…理斗だってまだ学生だよ? なのに申し訳ないし……あ!理斗みたいに在宅でできる仕事ならいい?」
すると理斗が盛大に溜息をついた。
……な、なぜに。
「どうしてもって言うなら、完全在宅ならいいよ?」
「何もしないよりましです……それでお願いします」
「仕方ないな〜」
と理斗は不服を顔全面に押し出す。