Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

「だ、だって…二人で支え合いたいって言ったでしょ?」



私がそう言うと彼は心做しか穏やかな表情になり

かと思えば怪しげな笑みを浮かべ



「そうだね。 だから、瑠花は一生僕のそばにいてね。 一瞬も離れちゃダメだよ。支えなきゃいけないからね」



……うぉお、すごい極端。


是非、ミスター極端と呼ばせて頂きたい。




「物理的にはどう頑張っても難しいけど、ずっと一緒にいるよ。私も理斗とは離れたくないから」



そう俯きがちにもじもじと彼をチラ見しながら言うと


⎯⎯⎯理斗の顔がボフッと赤く染まりました。



なぜこのタイミングで?


……ま、いっか!

とりあえず、 してやったり!


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