Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
かっ、顔が近い…!

ていうかまさかの呼び捨て!?いきなり!?

うぅ……でもなんか絶対譲らなそう。

呼び捨てることあんまり無いから変に緊張する…


「…えっと、り、理斗?」

「うん、そう。これからはそう呼んでね」



⎯⎯⎯ふわっと笑った。 そう、ふわっとだ。


もう効果音が付いてもおかしくないぐらい綺麗な笑顔で、不覚にもドキッとしてしまったよ……


それまで緊張気味にザワザワしていた周りが、一瞬静かになった気すらする。


……いや、静かになったよな?

と思い周りに目を向けてみると⎯⎯⎯

女子たちがこちらをチラチラ見てはポーっと頬を赤らめている。
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