Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜
はぁ……また。
自分の良さをわかってて、存分に活かした笑顔を向けられたじろぐ。
「そ、 そうなんだ… な、なら良かったよ」
それが面白かったのかくすくす笑われる。
その反応にムッとする私。
彼のできる人具合に驚きつつ
意地悪な顔をしながらいじられたりするけど、
なんやかんや彼との会話は楽しくて穏やかな気持ちになるなー。
なんて微笑んでいると…
「瑠花ちゃんの笑顔って本当に綺麗」
動揺して顔が赤くなるのを感じ、慌てて冷静を装う。
「い、いきなり何を言い出すのよ…」
「いやー、 瑠花ちゃん俺の前じゃあんま笑ってくれないじゃん? (小声で) "まぁ反応が可愛くてつい意地悪言っちゃう俺が悪いんだろうけど"
こうやって間近で見れて嬉しくて、ついね〜。
あ、赤くなった顔もかわいいねっ」