つぽみは、いつか花開く
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鼻をくすぐる、甘く優しいももの香りがする。
ぽかぽかして、安心する心地いい香り。
どうらやら、私は寝ちゃってたらしい。
そして、目の前には..................
「もっ、.....................」
〝桃くん〟そう言おうとしてやめたけど。
いま、私の目の前には桃くんがいる.........
「あっ、やっと起きた」
私の顔をジッと見つめる桃くん。
うぅ、いま、
なんて言葉を話せば良いかも分からない。
「ぅ、ぁ、えっと、ごめん、なさい、」
分からなくって、
結局、出て来たのは謝罪の言葉。