きみと、観覧車で
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ずっと、ドキドキしてると、
時間が経つのも列が進むのもあっという間だった。
そして、今は遊園地内。
「......なっ、南雲くん、チケット代っ、」
チケット販売の所で、
南雲くんと〝手〟が離れてから、
南雲くんの隣を軽く、私の手には財布。
チケット販売のところで、
私の分までチケット代を払ってしまった南雲くん。
私はちゃんと、自分で払う気満々だったのに‼︎
「..................空羽、」
そのまま、しばらく歩いた所のベンチで、
南雲くんが私の名前を呼びながら座ると。
私も、南雲くんに合わせるように座った。
私が座るのを確認するように、
こっちを向いている南雲くんと目が合うと。