おちたらきっと、
【06.】嘘じゃん、ばか
宇髄くんが、
目を覚まして、意識を取り戻して。
そして..............................
私と宇髄くんが、
〝友達〟になってから、1週間が経った。
〝友達〟になる条件として、
私は、宇髄くんにあるお願いをしたから。
今は、学校では、
話しかけて来ることないけど..................
なんだか、その決めたことによって。
モヤモヤする出来ごとが、
私の、目の前で披露されている。
「あー、雨森。傘持って来た?」
今は下校時間で、人が沢山いる中、
青いリボンをした1年生の女の子に。
フランクに話しかけている宇髄くんの姿。