おちたらきっと、
宇髄くんと、
〝友達〟になったことも。
宇髄くんが、〝好き〟って言ってたことも。
ぜんぶ、ぜんぶ...........................
「........................っ、嘘じゃん、ばか」
気づいたら、涙を流しながら、
ダッシュで校門を抜ける私。
なんで.................................っ?
なんで、苦しくなるの?
このモヤモヤはなに?
分からない。感じたことのないモヤモヤ。
結局、そのモヤモヤの正体が、
全くわ分からないまま。
気づけば、泣き疲れたように、
家のベッドで寝ていた.................................