おちたらきっと、
仕方がなく言葉を出したけど。
私は、一刻も早く、
宇髄に戻って来て欲しいのに。
「......っ、宇髄先輩から、噂はかねがね!
ふっ、2人、お似合いだと思います‼︎」
そんなのお構いなしに、
話しを続ける1年生の女の子。
しかも、話しながら、
ほんのり頬をピンクに染めてるし。
きっと........................そうだよ、ね?
私の予想があってればだけど。
この子はきっと...............宇髄くんの彼女。
あぁ、まただ........................っ。
宇髄くんと、
〝友達〟になってから私はやっぱり変。
なんか、
宇髄くんのことになると、モヤモヤする。
モヤモヤし過ぎて気づけば.....................
「............っ、同情は、いらない」
そう口に出して、
図書室を後にしてた.................................