おちたらきっと、
それなのに。
「はぁ?ふざけんじゃやいわよ!」
中央にいたリーダー格の子は、そう言うと。
私の腕を思いっきり、
──────グイッ!と掴んだ。
そして、そのまま...............................
私を、〝階段〟から落とした。
(あっ........................)
そう思った時にはもう遅くて。
受け身を取る暇もなく。
そのまま、真っ逆さまだった。
それなのに..........................
--------------ドン!
と、音が聞こえたあとで、ボキッと鳴る音。