イケメンクラスメートと溺愛同居が始まりましたっ!?
咲は直立不動で固まった。
でも早く謝らなきゃ、そう思って、だいふくを抱えたまま振り向いた。
「ご、ごめんなさい。のぞくつもりはなかったんです。ただカギがかかっていなかったから、誰もいないと思って入っちゃったんです。なにも見ていません。ごめんなさいっ」
だいふくごと頭を下げる。
「べつにいいよ。だいふくの声が聞こえたから、咲だろうと思ったし」
そんな颯斗の声が聞こえた。